「帰ったら寝るだけ、夜間に米国株の取引なんてとても無理・・・」
「米国株の時間外取引って、どう操作すればいいの・・・?」
「英語が苦手でも、情報はちゃんと手に入るのかな・・・?」
このような悩みを解決する記事です。
米国株が話題になっていますよね。読者の中には購入を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、米国市場は日本時間では夜間に開くため、ハードルが高いと感じる方も少なくありません。
でも大丈夫です。マネックス証券なら、夜寝る前や朝起きたあとでも取引ができます。
さらに、マネックス証券では、初心者でも安心して利用できるツールや豊富な情報が整っているため、英語が苦手な方でも心配ありません。

何を隠そう、私はマネックス証券が提供するマネユニ・アカデミー「米国株コース」の修了生です。
この記事では、マネックス証券の深いところまで読者の皆さんを、お連れしますよ〜。準備はいいですか?



スマホをご利用の方は、タップすると漫画を拡大してご覧いただけます。
ご面倒をおかけします。


マネックス証券の時間外取引システムは便利で筆者も利用しています。そのうえ、米国株取引専用のスマホツールは操作性抜群。もし米国株取引のスピード競技があったら1等賞です。
本サイトは新NISAを取り扱っていますが、読者のなかには「証券口座は1つしか持てないのでは?」との誤解があるかもしれません。
たしかにNISA口座は1つですが、特定口座(源泉徴収あり)など他の口座は複数開設できます。しかも口座の開設費用や維持費は無料ですので、この機会にぜひ活用してみてください!
この記事の作者


こんにちは、パジャ丸(@pajamaru.koumuin.blend)です。
公益社団法人日本証券アナリスト協会が認定する資産形成コンサルタントの資格を保有しています。
公務員歴は15年。ブログ名を公務員のNISAガイドとしていますが、公務員以外の方も是非お読みください。公務員っぽい硬さをウリにしていますので、職業を問わず初心者が安心して読める記事となっています。
公務員はリスクの少ない職業ですが、頑張って働いたお金を全て銀行に預けておくだけでは心配です。思わず目を背けたくなるような日本経済の低成長や通貨安、人口減少、高齢化・・・
あなたの周りの公務員は、NISAで、しっかり将来に備えているのではないでしょうか?
公務員なら将来もまず安心ですがNISAを始めて万全を期しましょう。月数千円など少額で始めるのも十分に価値アリです。AI関連の株を買って、AIで仕事が減っていくリスクに備える使い方もできます。AIが皆さんの仕事をどんどん奪っていくようであれば、AI株は上がっていくはずですからね。
それでは、パジャ丸は、ふくり先輩に憑依し、市役所会計課で資産形成を教えることとしますので作中でお会いしましょう!



ちょっとお体を拝借、それっ!!



パジャ、いえ、資産形成コンサルタントのふくりです。









よーし、起案するぞ!!


寝坊OK!忙しい公務員にありがたい時間外取引


忙しい公務員の皆さんにとって、米国市場は夜間に開いているため取引を行うのは難しいです。
翌日の仕事を考えると、なかなか夜中に起きてはいられませんよね。
しかし、時間外取引を使うことで、ムリなく米国株の売買を行えますよ!
✔︎寝坊OK!忙しい公務員にありがたい時間外取引
・米国株の時間外取引とは
・公務員にとってどう役に立つの?
・時間外取引のメリット
・時間外取引の注意点
・筆者の活用法
米国株の時間外取引とは


米国株の時間外取引とは、通常の取引時間以外にも株を売買できる仕組みを指します。
まず、米国市場の通常の取引時間は、日本時間で夜間(23:30~6:00、サマータイム中は22:30~5:00)に設けられているので、忙しい公務員には取引が難しいです。



毎日クタクタよ。



家には寝に帰るだけ。


しかし、この時間の前後にも「プレ・マーケット(市場が開く前)」と「アフター・マーケット(市場が閉じた後)」という取引の機会が用意されているのですが、主要ネット証券で唯一、マネックス証券だけが時間外での取引を行えるのです。
期間 | 通常の取引時間 | 時間外取引 |
---|---|---|
標準時間 (11月第1日曜日の翌日~ 3月第2日曜日の前日) | 23:30~6:00 | 20:00~23:30 / 6:00~10:00 |
夏時間 (3月第2日曜日~ 11月第1日曜日) | 22:30~5:00 | 19:00~22:30 / 5:00~9:00 |
時間外取引と注文受付時間拡大の違い(参考)
時間外取引:市場の立会時間外(プレ・マーケットやアフター・マーケット)でも株式の売買が可能なサービス。実際の取引が行われます。
注文受付時間拡大:市場が開く前や閉まった後でも、取引の「注文」だけを受け付けるサービス。注文の実行は市場の立会時間中に行われます。
つまり、時間外取引は立会時間外でもリアルタイムに取引が行えるのに対し、注文受付時間拡大は取引の予約が可能なだけで、実際の取引は立会時間内に限定されます。
米国株の時間外取引は、取引のチャンスを拡大します。忙しい毎日のなかでも、ちょっとした時間にササッと取引が行えますよ。
公務員にとってどう役に立つの?
ここでは、公務員が米国株取引を行うメリットと、マネックス証券の時間外取引が役に立つ理由を整理します。
まずはどうして公務員は米国株取引がよいかですが、職務専念義務に違反するリスクがないからです。米国株は夜間に取引されますので、日中に値動きが気になってスマホをみてしまうリスクがありません。



夜間に取引するのは、デメリットでもあるのでは?
取引のために起きていなくてはならないですよね。



そのデメリットを解消してくれるのが、マネックス証券の時間外取引なのです。
時間外取引が使えれば、寝る前や朝起きてから取引ができるので、夜更かしせずにぐっすり眠れます。
これで翌日の仕事にも影響しません。
公務員の仕事は完璧主義ですので、ミスをしないためには毎日の体調管理が欠かせませんよね。



指値注文をしておけばよいのでは?前日の終値くらいの価格で注文していれば約定(取引成立)するかもしれませんよね。



そうですね。ただ、約定しなかったときでも、時間外取引があると売買のチャンスがありますので心強いです。選択肢を広げてくれます。
しかし、そんな便利な時間外取引にも注意点があります。


✔︎まずは通常の取引時間を基本に
通常の取引時間は、株価が落ち着いており、初心者でも安心して取引しやすいです。まずはここで指値注文を利用して、希望価格での約定を目指しましょう。
✔︎時間外取引はサポート的に利用
通常時間で成立しなかった場合に、時間外取引を検討することで、追加のチャンスを活かせます。ただし、価格が急に動くこともあるため、慎重な判断が大切です。



なるほど。メモメモ・・・
①基本は指値注文を利用する。
②約定しなかったときに時間外取引を検討する



サクッと早めに買ってしまいたい時は、プレマーケット(標準時間20:00~23:30、サマータイム19:00〜22:30)も利用できます。時間外取引で選択の幅が広がりますね。
公務員にとって「時間外」というと残業を連想させ、ネガティブな印象を持たれがちですが、マネックス証券の米国株時間外取引は、公務員の資産形成をサポートする頼もしい味方になるというのは、ちょっと面白い話ですね。
時間外取引のメリット
時間外取引の真骨頂は、急落を回避したり、上昇の波にいち早く乗れる点です。
特に決算発表のタイミングに、この機会が訪れることが多いです。米国の決算は四半期ごとに行なわれ、通常取引の時間が始まる前、あるいは終わった後に発表されます。



決算発表って、時間外取引の時間帯に行われるのですね!



はい、そうです。
決算が発表されると、悪い内容なら値段が下がりやすく、良い内容なら上がりやすいものです。時間外取引を使えば、発表されたそのあとに、ほかの人より先に動き出せるのが大きなメリットです。
時間外取引の注意点
しかし私は、基本的に決算では時間外取引を行いません。



なぜでしょうか?
典型的な例をひとつご紹介します。日本時間の令和6年10月31日の朝に、マイクロソフトの決算が発表されました。
発表直後は、今期の業績が良かったために株価が急騰しました。ところが、そのあとに発表された来期の見通しが期待に届かず、投資家たちの失望で急落に転じたのです。
その後はというと、投資家が冷静さを取り戻し、少しずつ値段が戻っていきました。このように、決算発表直後は目まぐるしい動きが起きることがよくあります。



なるほど。ジタバタ売ったり買ったりしたら損してしまいますね。



そうですね。もともと控えめな見通しを出す会社なんですよね。その会社の特徴を踏まえて落ち着いて取引しましょう。
決算直後は株価が大きく動きやすいです。しっかり情報を確認してから取引を決めるのが安心です。
筆者は、あまりに酷い決算の内容であれば時間外取引で売ってしまうこともありますし、それはさすがに売られすぎと思ったら買うこともあります。



なかなか難しそう・・・
もっと初心者でも参考になるような使い方はないでしょうか。



ありますよ!筆者の活用法を紹介しています。
筆者の活用法
(しっかり睡眠をとった翌朝)以下の条件が揃っていれば購入しています。
- その日の相場全体が、深刻な理由がないのに、一本調子で下げ続けて引けた(終わった)
- 狙っていた株が相場全体に引きづられるように安くなっていた
つまり冒頭の記事マンガのようなケースです。起きたら、狙っていた株が安くてお買い得になっていたときに拾っています。
この条件は、経験としては土曜日の朝(アメリカ時間では金曜の夕方)に当てはまることが多いです。
市場は土日がお休みのため、金曜に株を売ってしまって身軽にしておこうという心理が働いたり、金曜に発表された経済指標(ニュース)の影響を受けて株価が下がっていくことがあるからです。
世界情勢が不安定なときは、土日に大きなニュースが出て、月曜日に株価が急に動くことがあります。
こうしたリスクも意識しておきましょう。
もちろん、このよう手法で安値で買えたとしても、損をしてしまうことはあります。
しかし、朝のスッキリした状態で、自分が納得して取引を行なった結果であれば、次につながる学びが得られます。



たとえば、公務員の仕事でも、すぐに上司に聞くよりも、「自分なりの考え」を持って上司にぶつけると、深い学びが得られますよね。



そうですね。株取引でも同じで、市場から学ぶのです。
時間外取引を上手に活用し、冷静に判断を重ねることで、経験値を積み上げることができるでしょう。
スマホアプリで時間外取引をしてみよう


それでは実際にスマホアプリを使って時間外取引を行ってみましょう。
今回リサーチしていて驚いたのが、マネックス証券では、従来の「マネックス証券 米国株 スマートフォン」の他に「米国株かんたん注文スマートフォン」という初心者に優しいアプリまで、開発されていたのですね。



マネックス証券は、新しい取り組みや改善がしっかりなされているのですよね。
✔︎スマホアプリで時間外取引をしてみよう
・パターン1 決算時にアフターマーケットを利用して買う
・パターン2 決算以外の日にアフターマーケットを利用して買う
米国株かんたん注文スマートフォンの注文の仕方は、マネックス証券のサイト内に詳細な説明がありましたので、ここでは、普段、私が使用しているマネックス証券 米国株 スマートフォンを利用した時間外取引のパターンを2つお示しします。手順はどちらも同じですがシチュエーションを変えています。


パターン1 決算時にアフターマーケットを利用して買う




時間外取引を利用して、エヌビディアの買いを検討していきます。
エヌビディアは市場から高い期待が寄せられており、少しでも決算が悪いと大きく下落する傾向にありますので、決算の内容次第ですが、今回は下落したタイミングで購入する戦略です。
まずは、事前の準備として、マネックス証券の米国株式決算カレンダーで、決算の予定日時を把握しておきます。



決算は時間外取引の時間帯に発表されるのでしたね。
エヌビディアは日本時間の朝6時頃(正確には6時20分)に決算が発表されます。
それでは、決算当日の筆者の様子をみていきましょう。
決算内容から買いを検討する
11月21日(木)6時21分起床。寝坊してしまいました。
X(旧ツイッター)でエヌビディアの決算を確認します。



Xの検索窓に「$(ティッカーシンボル) 決算」と入力すると、その銘柄の決算情報が見られるわ。


※ティッカーシンボルとは、株式などの金融商品の識別用コードのことです。
- アメリカのApple株:AAPL
- アメリカのMicrosoft株:MSFT
- アメリカのAmazon株:AMZN
- 日本のトヨタ自動車株:7203
決算内容は悪くないです。OK。しかし、案の定、市場はかなり下げていました。狙い通りの展開です。



決算内容の詳細をみなくていいのですか?



本来はそうあるべきです。あせって、買うことはありません。
今回は、これから数か月はアメリカ市場が強いであろうという見込みのもと、下げても限定的だと考えて買いをいれることにします。
注文する





朝6時25分で、通常の取引時間外です。
マネックス証券 米国株 スマートフォンアプリを開いて指紋認証する。


銘柄検索へ進むため、画面左上の横三本線をタップ。


①検索窓にティッカーシンボルを入力。
②NVDAをタップ


画面右上の「取引」をタップ。



下げていますね。


①数量:1
②注文種類:指値
※時間外は「指値」注文にする!
③指値:140.8(ドル)
※まだ下がりそうでしたので少し低めにしています
④期間:当日中(DAY+)
※「DAY➕」は当日のアフターマーケット(標準時間の場合は朝10時)まで有効な取引
⑤入力内容と想定受渡金額(手数料込み)を確認して「買い注文」をタップ
買い気配(Bid) は、現在の買い注文の最高価格を示します。売り気配(Ask) は、現在の売り注文の最低価格を示します。指値価格を設定する際は、この「買い気配」と「売り気配」の差(スプレッド)を確認し、できるだけ希望する価格帯で取引できるようにするのがポイントです。スプレッドが広いときは、無理に取引をしない方がよいと思います。


注文の内容を確認して「実行」をタップ。


「OK」をタップ。



6時25分に開始して6時27分に注文が完了しています。



写真を撮りながらでも2分!
素早く取引できるアプリなのですね。
注文状況を確認する
※上の続きです。


画面左上の横三本線をタップ。


「注文一覧」をタップ。


上部の「注文中」タブを表示。
指定した140.8ドルで注文中になっていることが確認された。


3分ほど時間が経ち、上部の「約定済」タブを表示。
株価がさらに下落し、指定した140.8ドルで取引が成立していることが確認された。
画面左上の横三本線をタップ。


「ポジション」をタップ。


保有状況が確認された。
パターン2 決算以外の日にアフターマーケットを利用して買う
たとえば、これからの米国市場は、金利が低下していくことが見込まれるとして、住宅ローンが安くなり、住宅の需要が増加することを期待するとします。
また、時代はAIブームであり、住宅の売買を迅速かつ簡便に行えるサービスを提供する会社に目をつけていたとしましょう。
そこで、上記に合致するとして、オープンドア・テクノロジーズ(OPEN)を時間外取引で購入してみます。
時間外取引の手順
注文する





11月16日(土)
朝8時7分で、通常の取引時間外です。
マネックス証券 米国株 スマートフォンアプリを開いて指紋認証する。


銘柄検索へ進むため、画面左上の横三本線をタップ。


①検索窓にティッカーシンボルを入力。
②OPENをタップ
※ティッカーシンボルとは、株式などの金融商品の識別用コードのことです。
- アメリカのApple株:AAPL
- アメリカのMicrosoft株:MSFT
- アメリカのAmazon株:AMZN
- 日本のトヨタ自動車株:7203


画面右上の「取引」をタップ。



この日は、ダラダラと下げていました。1.67ドルであれば、この日の安いところで買えることになります。
また、この銘柄に特有の理由があって下げているということではなく、大統領選後の上昇に一息ついた局面です。
さらに、世界の情勢は、土日に大きな懸念もなさそうです。


①数量:1
②注文種類:指値
③指値:1.67(ドル)
④期間:当日中(DAY+)
※当日のアフターマーケット(標準時間の場合は朝10時)まで有効
⑤入力内容と想定受渡金額(手数料込み)を確認して「買い注文」をタップ
買い気配(Bid) は、現在の買い注文の最高価格を示します。売り気配(Ask) は、現在の売り注文の最低価格を示します。指値価格を設定する際は、この「買い気配」と「売り気配」の差(スプレッド)を確認し、できるだけ希望する価格帯で取引できるようにするのがポイントです。スプレッドが広いときは、無理に取引をしない方がよいと思います。


注文の内容を確認して「実行」をタップ。


「OK」をタップ。



8時7分に開始して8時10分に注文が完了しています。



写真を撮りながらでも3分!
素早く取引できるアプリなのですね。
注文状況を確認する
※上の続きです。


画面左上の横三本線をタップ。


「注文一覧」をタップ。


上部の約定済タブを表示。
指定した1.67ドルで取引が成立していることが確認された。
画面左上の横三本線をタップ。


「ポジション」をタップ。


保有状況が確認された。
お疲れさまでした。
どちらのパターンにも共通する筆者の考えた方は次のとおりです。
- 朝起きてその日の状況を整理してから判断するということ。
- さらに下に動いたときに、買い増せる余力をもっておくこと。
エヌビディアの例ですと、時間外に1株買っていますが、さらに下がったら3株買って様子をみる。日を置いて、もっともっと下がったら12株買うぐらいの余裕をもった取引を想定しています。



これはドルコスト平均法の考え方と似ていますね。
下がったら多めに買って、平均価格を下げるのですね。



そうですね。
下の図解にあるとおり、ピッタリ一定金額ではないですし、多少タイミングは図るのですが、似ていますね。


こうした余裕のある取引を行えば、上がったら上がったで嬉しいですし、下がっても多く買えるのでダメージは少ないです。
資産形成の要は、他の記事に買いているとおり新NISAのインデックス投資になります。ですから、個別株はこのぐらいの余裕をもって資産形成に大きな影響を与えない範囲で(総資産の5%〜10%)行うのがちょうど良いかなと思います。
サポート体制充実、マネックス証券の奥地へ迫る


米国株を始める方にとって、マネックス証券は充実したサポート体制が整っており、安心して利用できます。
✔︎サポート体制充実、マネックス証券の奥地へ迫る
・マネユニ・アカデミー体験記
・SNSやYouTubeでの活躍にみる安心感
・銘柄スカウター:独自ツールで深掘り分析
・経済指標カレンダーで取引タイミングを見極める
米国株の投資で、マネックス証券をヘビーに利用している筆者だから書ける独自の内容が詰まっていますので是非ご覧ください。
マネユニ・アカデミー体験記


筆者は、マネックス証券が提供する「マネユニ・アカデミー」の米国株講座の修了生です。
あまりネット上では、情報を出している方がいませんので、読者の皆さんにレアな情報を提供できるのではないかと思っています。
マネユニ・アカデミーの講座を選択した理由
米国株を何年も運用してきた筆者ですが、独学でしたので、ブログを運営する発信者として、基礎に少しでも欠損があってはマズイという思いがありました。
そのため、少々高額ではありましたが、マネックス証券が提供する「マネユニ・アカデミー米国株講座」を受講しました。
SNS上の玉石混交な情報への不安
受講の決め手となったのは、SNS上に溢れる情報の玉石混交ぶりです。
特に投資に関する情報には、詐欺的な内容や信頼性の低いものも多く、そうした環境では正確で信頼できる情報の重要性が一層高まっています。
その中で、マネックス証券が提供する講座は、信頼性の高い内容が期待できると判断しました。
受講して得られた安心感と学びの新鮮さ
- 教科書15冊:学びの要となる教材で、基礎をしっかりカバー。
- 動画15回:教科書の内容に沿って進む講義で、1年間の再生可能期間が設定されており、自分のペースで学べます。
動画講義は自分のペースで進めることができるので、忙しい公務員の方でも無理なく取り組めます。



1講義1時間弱ですので、毎週1講義のゆっくりペースでも3か月ほどで終わりますね。私は集中して1か月で終わりました。
また、1年間再生できるので、繰り返し視聴して基礎を完成させられます。教科書の内容は基本的な事項が網羅的に扱われていて、可読性にも優れ、読むのが負担になりませんでした。
社会人になってからこういった講座を受ける機会は少なく、新鮮な気持ちで学ぶことができました。また、講師陣の誠実な語り口が印象的で、どの講義も終始、心地よいものでした。
講座をおすすめしたい人
- 米国株に興味がある
- 投資信託などを利用した資産形成が進み、次は米国株にチャレンジしていみたい
- ブログなどの発信者で基礎の完成を目指したい
米国株に興味がある人や、資産形成がある程度進み、次のステップとして米国株投資を検討している人に向いていると思います。ただし、受講料がやや高いため、受講にはある程度の金銭的余裕が必要です。
筆者はというと、金銭的余裕はなかったのですが、投資を基盤にした発信を行うための覚悟の一環として取り組みました。ですが、読者の皆さんは、必ずしもこの講座を受講しなければならないわけではありません。
マネックス証券はSNSやYouTubeなどで無料の情報を発信していますので、まずはそれらを活用するのが良いでしょう。そして、余裕ができた段階で、こういった講座を検討するのも一つの手です。
改善点と講座特典への評価
- 書籍「資産を増やす米国投資入門」:初心者にもわかりやすく、米国株投資に前向きに取り組める内容。個別株にも言及されていて、他の書籍では見られないようなユニークな銘柄も紹介されている。
- 「米国会社四季報」(卒業テスト回答者のみ): 個別株投資やETFの参考として非常に有用。
講座には、このような充実した特典が用意されています。とてもありがたく思ったのは、講義内容についてメールで質問できることです。



一度質問させていただいたことがあるのですが、しっかりと回答してもらえて、悩みが解決しました。
もしつまづいたらどうしよう、なんて心配する必要がありません。
なお、原則2営業日以内にメールにて返信とのことでしたが、私のときは24時間待たずして返信がありましたので、きちんと対応してもらえます。
一方で、改善点として、講師の具体的な経験や、現在の相場に即した内容をもう少し講義に取り入れることで、実用性がさらに高まるのではないかと感じました。
しかし、充実した特典が用意されていることを考えれば、受講料に見合った価値があるといえるでしょう。また、これまでの同社の取り組みをみると、改善を重ねていく企業風土があると感じています。
たとえば、マネックス証券は「オリエンテーションコミティー」という、ユーザーの意見を直接社員が聞く機関が設けられています。これこそ、より良いサービスを提供し続けようとする姿勢の表れといえるでしょう。
今後も講座がさらにブラッシュアップされ、受講者にとってより実りある内容になるものと思います。
SNSやYouTubeでの活躍にみる安心感
- 清明 祐子(@YSeimei)|マネックスグループ(8698) 代表執行役社長CEO
- HUTCH ハッチ (岡元兵八郎)(@heihachiro888)|マネックス証券の外国株の伝道師
- 国際金融アナリスト・吉田 恒(@yoshida_hisash1)|マネックス証券チーフ・FXコンサルタント
X(旧Twitter)でフォローをオススメしたい3名です。
筆者が印象に残っている発信内容などをそれぞれ簡単に紹介していきます。
2022年10月6日のツイートでは、「マネックスポイント投資サービス」の開始が告知されました。(※過去のツイート内容のため、ご興味ある方は、最新情報をこちらから入手してください。)
このサービスで、マネックスポイント1ポイントを1円として投資信託を買付けできるようになりました。
SNS上でも要望が出されていたサービスが実現した瞬間であり、私にとってこのツイートは印象に残っています。
利用者の声を反映し、利便性の高いサービスを提供する姿勢がうかがえます。清明さんの発信内容や取り組みは、顧客目線を大切にしている印象を受けます。
マネックス証券のチーフ・外国株コンサルタントである岡元兵八郎氏(通称ハッチさん)は、YouTubeチャンネル「米国つみたて投資クラブ」に出演しています。
このチャンネルでは、S&P500など米国株価指数の注目ポイントや、長期の資産形成に役立つ情報を配信しています。
視聴することで、S&P500の保有に対する安心感が得られるでしょう。
また、ハッチさんはマネックス証券が提供する「マネユニ・アカデミー 米国株講座」の講師の一人でもあり、現場ならではのエピソードを話してくださいました。
米国への投資はドルベースで考えるのが基本です。しかし、「ドル円は、今後どのような見通しなのだろう?円に換算したときに、しっかり利益はでるのだろうか?」と気になることもあります。
そんなときに参考になるのが、FXコンサルタントの吉田さんの発信です。
吉田さんは、SNS界隈で「円は紙屑」「1ドル200円」などと騒がれていたときでも、冷静に「行き過ぎである」と指摘されていました。
また、YouTubeでも情報を発信されています。このポスト(ツイート)内容を辛辣だと感じる方もいるかもしれませんが、動画の落ち着いた口調に筆者は癒されています。
吉田さんの発信は一貫して理論的で、冷静に相場を見極める参考になります。



マネックス証券は頼もしいメンバーが揃っているのね。これなら、安心して米国株を始められるわ。
銘柄スカウター:独自ツールで深掘り分析


マネックス証券の「米国株銘柄スカウター」は、効率よく銘柄を分析するためのツールです。



ドラゴンボールZみたいで面白そうだけど、初心者には難しいのでは?



安心してください、初心者でも簡単に利用できる手順を説明しますね。
米国株銘柄スカウターは口座開設後に、無料で利用できるツールです。





えっ!?もう終わり???



はい。「おすすめスクリーニング」で選択し、次に表示される画面で、下にスクロールして「スクリーニングボタン」を押せば銘柄が表示されます。
今回は、金利が低下していったときに恩恵を受けそうな不動産部門に注目し、「長期的に売上高を伸ばしている不動産関連銘柄スクリーニング」を選択してみました。





これは便利!!友人にも教えたくなりますね。
業績やチャートなども一覧で比較できるなんて。



そうですね。忙しい公務員でも、ササッと調べれます。
こういった一次情報は貴重ですよね。
特に公務員の方は共感いただけると思いますが、一次情報を追うのは手間がかかりますよね。でも、「銘柄スカウター」なら、必要な情報を瞬時に整理して一覧表示してくれるので便利です。
公務員投資家にとって頼もしい味方になってくれるツールですよ!



僕も早速、マネックス証券の口座を開設して米国株銘柄スカウターを使ってみよう!
経済指標カレンダーで取引タイミングを見極める


米国株投資を始めるなら、市場が動くきっかけを知るのが大切です。「経済指標カレンダー」を使えば、重要なニュースやイベントを簡単に確認できます。



ブックマークしておきましょう!
経済指標カレンダー
・大事なニュースを知る
「雇用統計」や「GDP」など、米国市場に影響するイベントの日程がひと目で分かります。
・重要度が三つ星で分かる
各ニュースの市場への影響度が「★」の数で表示されており、初心者でも「これが重要!」と判断しやすい仕組みです。
・発表時間を把握
ニュースの発表時刻が日本時間で確認できるので、夜間取引にも役立ちます。
このカレンダーをチェックすることで、どのニュースに注目すべきかが分かります。初心者でも、次の取引の参考になるヒントが得られるでしょう。



マネックス証券は米国株を始めたい人にとって、初心者に優しいツールが揃っているので、オススメです。
まとめ



別紙のとおりです!


いかがでしたでしょうか。
米国株の時間外取引は忙しい公務員の味方です。また、「スマホアプリ」や「銘柄スカウター」、「経済指標カレンダー」は、米国株取引の三種の神器といっても過言ではありませんね。
米国株初心者に優しいサポートツールが揃っていますので、ぜひ、活用してみてください。
あなたの小さな一歩が、資産形成の導火線に火を灯し、やがて大輪の花火となって未来を彩ることを心から願っています。



よ〜し、パジャ丸は、ねんねの時間。ふくり先輩に体を戻してあげようっと。それっ!!!



あれっ、僕は今までいったい何を・・・?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
あなたの資産形成を応援しています。


Q &A
- マネックス証券では朝の時間でも米国株を購入できるの?
-
はい、マネックス証券なら「時間外取引」を利用することで、通常の取引時間外でも米国株を購入することができます。たとえば、朝7時など、出勤前の時間に取引が可能です。
- 米国株の時間外取引にはどんなメリットがありますか?
-
指値注文の補完として活用できる点が挙げられます。また、決算発表後にいち早く売買を行うことが可能です。さらに、当日の値動きを確認してから売買の注文を出せる点も魅力的です。
- 時間外取引を利用する際に注意すべき点は?
-
時間外取引では参加者が少ないため、売買が成立しにくかったり、価格が急激に動くリスクがあります。事前に十分な情報収集を行い、慎重に取引することが重要です。
- 初心者でもマネックス証券のツールを使いこなせますか?
-
はい、マネックス証券には初心者に優しい「米国株かんたん注文スマートフォンアプリ」や、銘柄分析に便利な「銘柄スカウター」などのツールが用意されています。これらを活用することで、初心者でも安心して取引を始めることができます。
- マネックス証券のサポート体制はどうですか?
-
マネックス証券は充実したサポート体制を提供しています。講座での学びやSNS・YouTubeでの情報発信、経済指標カレンダーの提供など、初心者から上級者まで幅広い層に向けた支援が行われています。